グラマシー・パーク・ホテルNYC、ニューヨークのデザイナーズ・ホテル

ホテルに一歩入ることは、アーチストのスタジオか家の中に足を踏み入れるという体験に似ています。予測できない、非常にパーソナルな空想の世界に入り込むかのようです。

ニューヨークのグラマシー・パーク・ホテルのロビーと公共エリアでは、目もくらむような、芸術的で色鮮やかなオペラの饗宴の場といった雰囲気が演出されていて、「新しい」高級ボヘミアン的要素の混じる、活気に満ちた空間となっています。一見して偶然に組み合わされたかのように見える超現実的なモダンアートと年代物の家具類が、あたかも3Dの絵の中に足を踏み入れたかのような「別の」世界を作り出しており、その様子はまるで、クラシックな語彙から、流行の先端を行く新しい言葉が生まれたかのようです。大きなキャンバス画が、豪華な織物、粗い石こう、モロッコ製タイル、手織りの絨毯、再生木材で内装が施された部屋を飾っています。

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高さ10’の手彫りのイタリア製暖炉と赤いビロードのカーテンが、ジュリアン・シュナーベル作の空想的なオブジェを際立たせています。

超現実的なランタンの上には、カスタムメイドのベネチアングラス製シャンデリアが吊り下げられていますが、これは、華やかでありながら深い含蓄のある、相反するものが入念に計算された研究の成果といえます。つまり、シュナーベル氏のマキシマリスト的手法と、最大限のところまで行きつつ決して行き過ぎることのないシュレーガー氏のミニマリスト的スタイルの間で、情緒的かつ相乗的なバランスを見つける行為なのです。

ニューヨークのグラマシー・パーク・ホテルでは、単一ビジョンのテイストではなく、それぞれに異なった多彩で豊かな視点が反映されています。

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シュレーガー氏は次のように語っています。「これは『他にはない』ものです。私にとって完全な方向転換であり、私たちがこれまで行ってきたどんなものとも異なるものでした。25年前の私の最初のホテルがそうであったように、このホテルはいずれホテル業界における一つのプロトタイプになるだろうと思います。」

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